現場レポート 杭工事2(大東よつば病院/やすらぎ苑)
2025年 01月 16日

まずは、杭芯の位置が図面通りの位置になっているかの確認を行います。
最新のツールを用いての位置確認です。
今回128本の杭を打ちますが、そのすべての情報が写真のタブレットに入っており、
杭番号を選択すると、設計上の位置が表示され、現場で出した杭芯の位置を
測定器を使い、タブレット上で照合出来るというものでした。
現場でも確実にDX化が進んでいます。
杭の材料検査(種別、杭径、長さの確認)
基準レベルKBMからの高さ確認し、いよいよオーガーで掘削していきます。
オーガーは、スクリューの様な形状となっており、支持地盤に達したことを
電力計で確認後一旦引き上げます。
引き上げたオーガーの先端に付着した支持地盤の土質と
ボーリング調査時に採取した土質と比較し、相違がないかの
確認を行います。
杭の建て込み開始です。
杭が垂直に建っているかの確認も重要で、X方向、Y方向ともに確認します。
無事に杭のたてこみ完了です。
杭施工の大まかな流れです。
これから約1ヵ月の間、杭工事となります。
設計や測量、データ管理などはIT化により効率化が図れますが、
建物の建設に関しては常に自然と向き合いながら、アナログな作業でありながらも
現場のみなさんの緻密な技術の積み重ねで完成していきます。
#
by t-associates
| 2025-01-16 11:42
| 大東よつば病院/やすらぎ苑(大分県大分市
|
Comments(0)